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子供が無抵抗の兵士を射殺するシーンについてBPOに意見が寄せられる 「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の例のシーンか

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昭和から続く人気アニメシリーズの最新作として、2015年秋から放映が開始された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」で知られるアニメーター・長井 龍雪さんが監督、メカデザインには海老川兼武さん、鷲尾直広さん、形部一平さん、寺岡賢司さんなど、近年のガンダム作品を中心に活躍している豪華スタッフが集結していることから、作品が発表された当初から大きな注目を集めていました。

そんな「オルフェンズ」に対してとみられる意見が「BPO(放送倫理・番組向上機構)」に寄せられていると、ネット上でで話題になっています。
 
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■ファンの間でも賛否がわかれる例のシーンか

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話題になっている意見は「青少年に関する意見」という項目にありました。

内容は「子どもが視聴する時間帯のアニメ番組で、主人公の少年が無抵抗の捕虜や敵兵を射殺するシーンがあった。タイトルを見て、子ども向け番組だと思って視聴した子どもも多いと思う。どうしても放送したいなら年齢制限を設けてほしい。」となっており、放送時間が日曜夕方5時から、そして作中で「決闘の末に、敗北(死)を受け入れた敵兵士を少年兵が射殺する」描写があったことから、これを読んだ多くの人たちが「オルフェンズ」のことだろうと判断している模様。

「ガンダム」シリーズにおける少年兵の存在は伝統のように続いてきたものですが、今回の「オルフェンズ」の主人公である三日月・オーガス少年は過去作の主人公たちのなかでも感情の起伏が少なく“異常性”を感じさせるキャラクターとなっており、MS同士の戦いで相手を殺すシーン(戦闘中の死亡)よりも、戦う力が残っていない兵士をハンドガン(銃)を使って直接手を下すシーンが印象的に描かれたことなどから、投稿者には彼の異常性を表現している冷淡さが冷酷さとして見えたのかもしれませんね。

実際、筆者も第3話「散華」で描かれた容赦のない射殺シーンは「お、おぅ……最後まで言わせてやらんのか……。」と衝撃を受けました。

とはいえ、「ガンダム」はメカによる激しい戦闘アクションだけでなく、登場キャラクターたちが繰り広げる“ドラマ”もみどころ。「BPO」に意見が寄せられるほど、少年としては“異常”な存在である三日月・オーガス少年が今後の展開でどのように変化していくのか。あの“殺し”が今後の彼の成長にどのような影響を及ぼすのか。

そしてアトラちゃんの恋は実るのか。これまでの「ガンダム」シリーズとは明らかに何かが違う本作に注目していきたいですね。


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