4月14日から立て続けに発生している震度7クラスの大地震に、中国ネットユーザーたちも驚きが隠せない様子。中国圏で利用されているSNS「微博」では、連日「#日本熊本地震#」というTwitterやFacebookなどでいう「ハッシュタグ」が盛んに利用されており、現地の様子に心を痛めているユーザーたちの驚愕の言葉や住民たちの安否を気遣うメッセージなどがたくさん投稿されています。
その中でも、とくに目立つのが熊本を代表するゆるキャラ「くまモン」に関する投稿。「熊本ってくまモンのいるところだよね?」「くまモンは大丈夫なのか?」と気にかけるコメントが目立ち、香港航空のアカウントなどでは「Pray for KUMAMOTO」「Pray for Japan」といったメッセージつきの投稿が確認できています。
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▲Hong Kong Airlineの投稿
実は「くまモン」、中国圏での人気は絶大なものとなっており、台湾や上海で開催されたオタクイベントに公式レベルのコスプレを披露する人が現れるなど、「くまモン」は圧倒的な知名度を誇っています。
▲ファンシーフロンティア27で見かけたくまモンのコスプレ
それもあってか、熊本地震関連の投稿のなかには「くまモン」を描いたイラストや写真が添えられたものが多く、熊つながりということで「パンダ」を一緒に描いたイラストもみられました。
熊本地震に対する活動については次々と情報が入ってきており、台湾の国営報道機関の日本版「フォーカス台湾」によれば、台湾で営業している「くまモン」をフィーチャーしたコンセプトカフェ「KUMA cafe」で、今回の地震に対して募金活動がすでに始まっているほか、熊本県と2013年に「国際交流促進覚書」を結んでいる高雄市より1000万円、高尾市長・陳菊さんも個人として給与1ヶ月分を寄付すると発表しているそうです。
熊本地震、台湾・高雄市長が給与寄付 台北のくまモンカフェで募金活動 | 社会 | 中央社フォーカス台湾 https://t.co/Y4iVgLYgZ9 pic.twitter.com/gLKsaTEVG5
— 台湾ニュース@中央社フォーカス台湾 (@focustaiwanjapa) April 16, 2016