ひえぇ〜。
熊や虎などの猛獣たちの毛皮を頭がついたまま床に敷く「毛皮ラグマット」といえば、映画に登場するゲロ以下のにおいがプンプンするチョイ悪お金持ちおじさんの家に、様式美とでも言いたげに飾られていることの多い「3種の神器」的なアイテム。
そんな「毛皮ラグマット」を、さまざまな方面への皮肉を込めて「人間」で再現したというアート作品が話題になっています。
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▲メキシコギャングの毛皮ラグマット
実際に人間の皮を剥いで作ったわけではないのでご安心ください。
作者はメキシコ出身のアーティスト・Garza Ceveraさん。2005年から2007年にかけて制作したそうです。
モチーフになっているのは彼の地元であるメキシコやアメリカのギャングたちで、頭部やタトゥーのデザインを変えた全4種類を制作。なんともいえない恨めしそうな表情を浮かべながら動物の毛皮がされるように大の字に敷かれています。
少しばかりゴムっぽさを感じますが、あまりリアルすぎても恐ろしいだけですから、多くの人に見せるべきアートとしては正解かもしれませんね。